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PCパーツジャンキーの日記 たまにエンコード、自作PC
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インダストリー4.0というワードが出てきてしばらく立ちますが、じゃあ日本はどうすればいいのか?ということについてちょっとヒントになりそうな記事がいくつかありました。

日本の製造業はIoT活用で強い現場を生かせるか、危うい「一人インダストリー4.0」

"確かに日本の生産現場はすごい。IoT活用も積極的に取り組んでいる。でも私はこれを『一人インダストリー4.0』と呼んでいる。生産現場で実践しているけど、その一人がつながっているだけ。"

これは日本企業にありがちなパターンって感じがしますね。IoTを導入したけど使いこなせる人間が少数あるいは1人で、結局は属人性に依存してしまうという。

しかしMonoistの編集後記ではこんな指摘も

スマート工場における「属人化」は善か悪か

"今の世論と逆行するようですが広義の「属人化」により、人の力を最大化してきたことこそが、日本企業の現在までの成長を支えてきたのです。こうしたことを考えると、属人化はある意味で日本の差別化のポイントでもあるとも考えられます。"

つまり、属人化を完全に排除してしまうのはかえって日本企業の強みをなくしてしまうのではないか?というのです。
これもまた一理ある話で、「日本企業の強みは現場」というのもよく聞くフレーズです。

ではどうすればいいのか?ということですが、初めの記事でこんなコメントが出ていました。

『日本はハードウェアが強く、ソフトウェアが弱いといわれる。これは逆に、弱いソフトウェアをちょっと学べば最強になるということ』

日本がソフトやサービス分野で弱いのはずっと言われ続けていることですが、裏を返せばここを克服すればいいということで、案外答えはシンプルなのかもしれません。
特にインダストリー4.0はシステム的な考えが重要ですし、こういった部分の強化が今後は課題になってくるのかなと思います。


第4次産業革命、日本はすり合わせ力をデジタル化せよ

知らなかったのですが、製造業では5年連続で設備投資がプラスになってるそうです。
このチャンスを活かすためにも、「プロダクト品質」から「機能品質、運用品質」に変わるべきという提言の記事です。

日本企業がピンチに陥った理由は、重きを置いていた生産の付加価値が低下したからだそうです。これは中国企業の台頭で安価な製品が溢れ、生産の付加価値が相対的に下がったということなのかなと思います。

この状況から脱するためにも、「企画」「設計」や「サービス」に価値をシフトするべきと。なるほど。


だから日本ではオープンイノベーションが進まない

最後はちょっと耳の痛い話を。

日本企業の問題点でよく言われるのは「自前主義で、他の技術や意見を取り入れない」というものがありました。言うなれば「オープンイノベーションが下手」ということですが、それは何故か?という記事です。

これもまた1つのヒントとして考えるべきかな、と思います。

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