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PCパーツジャンキーの日記 たまにエンコード、自作PC
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GLM設立秘話(前編):「和製テスラ」になれるか、京都発EVベンチャーの苦闘

EVが注目されはじめた数年前、マスコミの論調で次のようなものがありました。
「EVはガソリン車に比べて構造が簡単で部品点数も少ない。だから新規参入の会社が増えて、既存のメーカーは不利になるだろう」

しかし現実はどうでしょう? 実際に既存のメーカーを脅かす存在になれそうなのはテスラ社くらいで、他にめぼしいEVメーカーはいません。
このギャップを常々疑問に思っていたのですが、この記事に少しヒントがありました。

"「EVならPCのようにパーツを組み合わせれば完成する」という説が誤っていたことに小間氏は気づいた"

GLM社では試作車を作ったとき、「ただの動く機械」にしかならなかったことに絶望したそうです。
つまり「機械」としてのEVは作れたのですが、「商品」にはならなかったわけです。

たしかにEVはガソリン車に比べるとシンプルで、参入のハードルも低いかもしれません。
しかしそれと「メーカーとして商品を作る」ということがイコールになるわけじゃない、というのがEVベンチャーがなかなか成功しない原因かなと思います。


「あなたの専門分野は技術開発の主役ではなくなります」と言われたら

メカを超えてソフトウェアに向かう、という方針の元でホンダが赤坂に「HondaイノベーションラボTokyo」を作ったそうです。

"ソフトウェアありきで考えられなければ、ソニーやコダックのように失敗する」という言葉です。"

よく、日本企業はソフトが弱いと言われますが、ここで例に上がってるコダックは米国の企業です。
米国といえばソフトが強いイメージですが、それでもやはり時代の潮流を見誤れば落ちるときは落ちるというのは変わらないのかなと。時代は徐々にですが確実に変わってきていることを感じないとダメですね。


「身の丈IoT」中小企業こそ先行して導入するメリットあり

中小企業でもRaspberryPiのような安価なデバイスを用いることで、手軽にIoTを事業に組み込むことができるようになってきました。
反面、各企業がバラバラに行ってしまっているために、似たような事例なのにどちらもゼロベースで立ち上げてしまっているという「もったいない」状況もあります。

しかしこれをパッケージ化することで「中小企業向けIoT」として販売することもできるわけで、ここに1つチャンスがありそうです。

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プロフィール
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やお(東国丸)
性別:
男性
職業:
PCジャンキー
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毎日がPCジャンク。
そしてたまにエンコード。
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