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PCパーツジャンキーの日記 たまにエンコード、自作PC
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PCをリニューアルしようかと思案中なんですが、ついでにメインHDDをSSDに変えてみようかと思い、色々と調べてみました。するとSSDには「プチフリーズ」という現象が発生するとのこと。
プチフリーズとはコンマ数秒PCが応答しなくなる現象で、SSD特有の症状らしいです。

だいたいはJMICRONのチップコントローラが内蔵されてるタイプで発生すると書いてあるのですが、チップコントローラだけに依存する症状なんでしょうか・・・?
というのもフラッシュROM(フラッシュRAMではない)は64KBのブロック単位で(ブロックサイズはモノによって違うみたいですが、今回は64KBで話を進めます)読み書きしてるしてるので、たとえば64KB以下の小さいファイルの読み書きが頻発するOSのアクセスなどは不得手なわけです。

しかもフラッシュ素子の特徴として、上書きできないというものがあります。じゃあ上書きするときはどうするのかというと、いったん消去してから書き込みという動作を行っているわけです。要は2度手間ですね。

つまり64KB以下の書き込みが発生した場合、いったん64KBブロックを消去→少量書き込みという動作をしているため、非常に大きい遅延が発生し、それがプチフリーズとして知覚されているということになります。

しかしこれだとJMICRONのチップコントローラだけで問題になっているという理由にはなりません。上記の理由では現象の原因は主にメモリチップそのものですので。

逆にメモリチップが原因だとするなら、JMICRONのコントローラが問題だというのはおかしいことになります。

結局のところ、プチフリーズという現象はフラッシュメモリコントローラとフラッシュメモリチップの両方が複合的に関係して発生している現象であるというのが実際のところのようです。

SLCだとプチフリーズが発生しないとか、RAID0だと発生しないという情報がありますが、実際にはSLCやRAID0による高速アクセスによってプチフリーズが覆い隠されているだけで本当は発生している(でも感じることはできない)ということなんじゃないでしょうか。SLCでもブロック単位アクセスのはずですし。

じゃあどうすればいいのかというと、プチフリーズを解消するにはSanDiskが提唱したExtremeFFSのような、ディスクアクセスの新しいアルゴリズムが必要だということのようです。

で、新しいPCにSSDを搭載する件ですが、SanDiskのSSDが出るまで待とうかな、と・・・。
ExtremeFFS採用のSSDは2009年半ばに発売予定らしいです。64GBで149㌦らしいので、そんなに高いわけではないし、むしろプチフリ解消されてるのなら安いのでは。
そんなわけでしばらくは様子見ですね~。前倒しで発売してくれるのが一番いいですが(笑)

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