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PCパーツジャンキーの日記 たまにエンコード、自作PC
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今日、CFastというコンパクトフラッシュの新規格について調べてたら、興味深いことを発見しました。
CFastは現行のSATAをベースに作られているのですが、このCFastは古いコンパクトフラッシュ規格に比べると消費電力が大きいそうです。

その理由ですが、なんとSATAがPATAに比べると消費電力が大きいからだそうです。
新しく出てきた規格のほうが消費電力が小さいと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
実際、HDDの消費電力も差が出てます。例えば日立のDeskstar P7K500ですが、SATAが4.8Wに対してPATAは4.5Wと0.3WほどPATAのほうが省電力です。

「たった0.3W?」と思いますが、モバイル機などになると0.1W程度でもかなりの負担になります。
これは3.5インチHDDですが、2.5インチでも同様に消費電力に差があると思われます。

この消費電力の差ですが、やはり転送速度の違いによって生じているのではないでしょうか。
PATAでは133MB/sが限界ですが、SATAでは300MB/s(3Gbps)と倍近く転送速度に差があります。
そうすると、当然転送時に必要なクロックも倍になり、その分消費電力が増大したのだと思われます。
また、SATAはPATAに比べると頻繁に規格がアップデートされているので、その分チップなどの部品が「枯れる」時間が短く、それだけ消費電力などにリソースを割くことができないのかもしれません。

今後はSATAでも消費電力が重視される傾向にあるようですし、HDDそのものにもベンダ特有の省電力機能があったりします。
そういうこともあって、今後はPATAとSATAの消費電力の差は小さくなっていくか、あるいはSATAのほうが省電力になっていくでしょう。
しかし規格の違いはどうしようもないですね・・・。CFastの今後がちょっと心配です。

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