PCパーツジャンキーの日記
たまにエンコード、自作PC
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え~、連日ネットブックの話題ばかり書いてますが、今日はAMDのYukonについて。
具体的にどんなものなのかを調べてまとめてみました。ソースはこちら。
まず、「Yukon」はプラットフォームそのものの名前で、CPU自体のコードネームは「Huron」です。
Yukonプラットフォームの構成は
CPU Athlon Neo(シングルコア)
チップセット RS690E+SB600
GPU Radeon X1250
です。CPUの構成は1GHzと1.5GHzの2種類となってますが、実際に発売されたHPの「Pavilion Notebook PC dv2」はMV-40で1.6GHzになってます。
ここで気になるのがチップセットとGPUです。調べてみたらどっちも945Gよりはいいみたいですね。PC WatchではAVIVOという動画再生支援機能に対応しているとありましたが、個人ブログでは対応していないとの情報も。調べてみると、どうやらドライバの関係で初期は対応できていなかったようですが、おそらくPavilion dv2がリリースされるころには改善されているでしょう。
[追加]
動画再生機能はあっても、HD動画再生機能に対応していないのでは?
HD再生をONにするのは3450HDを使う必要があるみたいです。
具体的なベンチマーク結果は(Mini-ITXボードですが)、さすがX1250という結果で3Dグラフィック性能は高いです。メモリもDDR2-600をサポートするとのことで、Atomに比べると若干性能アップしてます。
ただしCPUに関してはあまりアドバンテージはないようです。クロックが同程度なこともそうですが、シングルコアのためマルチスレッド性能が低いようです。
またシングルスレッド性能に関しても1.5倍くらいのようです。
しかし消費電力はそれほど差はなく、むしろデュアルコアAtomの330にくらべると低いくらいという、かなり優秀な結果になってます。
性能は1.5倍、しかし消費電力は同程度とはかなり素晴らしい電力性能です。
これがネットブックに搭載されれば、色々と面白いことになりそうですね。
問題は採用するメーカーがHP以外に出てくるかということですが・・・。
具体的にどんなものなのかを調べてまとめてみました。ソースはこちら。
まず、「Yukon」はプラットフォームそのものの名前で、CPU自体のコードネームは「Huron」です。
Yukonプラットフォームの構成は
CPU Athlon Neo(シングルコア)
チップセット RS690E+SB600
GPU Radeon X1250
です。CPUの構成は1GHzと1.5GHzの2種類となってますが、実際に発売されたHPの「Pavilion Notebook PC dv2」はMV-40で1.6GHzになってます。
ここで気になるのがチップセットとGPUです。調べてみたらどっちも945Gよりはいいみたいですね。PC WatchではAVIVOという動画再生支援機能に対応しているとありましたが、個人ブログでは対応していないとの情報も。調べてみると、どうやらドライバの関係で初期は対応できていなかったようですが、おそらくPavilion dv2がリリースされるころには改善されているでしょう。
[追加]
動画再生機能はあっても、HD動画再生機能に対応していないのでは?
HD再生をONにするのは3450HDを使う必要があるみたいです。
具体的なベンチマーク結果は(Mini-ITXボードですが)、さすがX1250という結果で3Dグラフィック性能は高いです。メモリもDDR2-600をサポートするとのことで、Atomに比べると若干性能アップしてます。
ただしCPUに関してはあまりアドバンテージはないようです。クロックが同程度なこともそうですが、シングルコアのためマルチスレッド性能が低いようです。
またシングルスレッド性能に関しても1.5倍くらいのようです。
しかし消費電力はそれほど差はなく、むしろデュアルコアAtomの330にくらべると低いくらいという、かなり優秀な結果になってます。
性能は1.5倍、しかし消費電力は同程度とはかなり素晴らしい電力性能です。
これがネットブックに搭載されれば、色々と面白いことになりそうですね。
問題は採用するメーカーがHP以外に出てくるかということですが・・・。
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ネットブック向けWindows7の件で気になることが・・・
マイクロソフト、Windows 7のネットブック限定エディションを準備か(コンピュータワールド)
この記事中で、メモリは1GBに制限されると書かれています。
これも12インチクラス(PC Watchでは「ウルトラポータブル」と書いてありました)との差別化のためでしょうが、それにしても1GBはいくらなんでも少なすぎでは?
Windows7はVistaの改良版と言えるようなカーネルですし、やはり2GBは欲しいところですが・・・。
まあ買ってから増設すればいいという意見もありますが。
ところでこのネットブック縛り、CPUの縛りの部分がちょっと面白いことになってます。
他のサイトの情報では
・シングルコア
・Atom
・AMD/VIAはTDP15W以下のCPU
となってます。このAMD/VIAのみに与えられた縛りですが、前回書いたYukonプラットフォームのCPUはこのCPU縛りにがっちり当てはまるんですよね。
YukonではCPUは1GHzと1.5GHzの2種類ですが、これのTDPはそれぞれ8Wと15W。ということはこのYukonプラットフォームでAMDはネットブックもウルトラポータブルも作ることができるということになります。
今回のWindows7のネットブック縛りですが、なんだかAMDに有利に働くようになっている感じがしますねなんとなく。
どうやらこれから「熱い」のはAtomの新型プラットフォーム「Pineview」よりも、AMDのYukonなのかもしれません。PineviewはAtomと945GSEを1チップにしただけという情報もありますし、AtomはPineviewよりもMoorestownのほうが期待できそうです。
マイクロソフト、Windows 7のネットブック限定エディションを準備か(コンピュータワールド)
この記事中で、メモリは1GBに制限されると書かれています。
これも12インチクラス(PC Watchでは「ウルトラポータブル」と書いてありました)との差別化のためでしょうが、それにしても1GBはいくらなんでも少なすぎでは?
Windows7はVistaの改良版と言えるようなカーネルですし、やはり2GBは欲しいところですが・・・。
まあ買ってから増設すればいいという意見もありますが。
ところでこのネットブック縛り、CPUの縛りの部分がちょっと面白いことになってます。
他のサイトの情報では
・シングルコア
・Atom
・AMD/VIAはTDP15W以下のCPU
となってます。このAMD/VIAのみに与えられた縛りですが、前回書いたYukonプラットフォームのCPUはこのCPU縛りにがっちり当てはまるんですよね。
YukonではCPUは1GHzと1.5GHzの2種類ですが、これのTDPはそれぞれ8Wと15W。ということはこのYukonプラットフォームでAMDはネットブックもウルトラポータブルも作ることができるということになります。
今回のWindows7のネットブック縛りですが、なんだかAMDに有利に働くようになっている感じがしますねなんとなく。
どうやらこれから「熱い」のはAtomの新型プラットフォーム「Pineview」よりも、AMDのYukonなのかもしれません。PineviewはAtomと945GSEを1チップにしただけという情報もありますし、AtomはPineviewよりもMoorestownのほうが期待できそうです。
「Windows 7 Starter」エディションの仕様が変更に(ITPro)
今までStarter Editionというと新興国向けの廉価版という位置づけでしたが、Windows7ではStarter Editionはネットブック向けという位置づけになるそうです。
しかし今までの情報では、このStarter Editionはなんと3つまでしかアプリが起動できないとのこと。たしかにStarter Editionはそういう縛りがありましたが、もはやネットブックは新興国向けとは言えないくらいに巨大なジャンルになってます。そんなネットブック用Starter Editionだけに、こういう縛りがあるとネットブックそのものの売り上げにかなり影響があるんじゃないかと不安に思っていましたが、撤廃になったようでちょっと安心しました。
この「起動アプリ数縛り」の他にも、SSD/HDD容量、CPU速度などの縛りもかなり緩和されます。
しかし1つだけ逆に縛りがきつくなったものがあります。それはディスプレイサイズです。
今まで12インチまでOKだったものが、10インチに格下げされてます。
この部分を読んだとき、なぜMSはディスプレイサイズを規制したのか分かりませんでした。
今までのディスプレイサイズ縛りは12インチでしたし、ディスプレイサイズが大きい分には問題ないと思っていました。
しかし他のニュースサイトを見ていたときに、その謎が解けました。それはIntelとAMDが考えている12インチクラスのノートパソコン構想です。
IntelはCULV(Consumer Ultra Low Voltage)、AMDはYukonというプラットフォームで、12インチクラスの低価格モバイルノートを考えています。おそらく、このクラスのノートPCの市場を拡大するために、ネットブックとは明確な差別化を図る必要があったのだと思います。
ついでに言うなら、このStarter Editionのディスプレイサイズ縛りによるいい影響を受けているのはAMDじゃないかと思います。
AMDはもともとYukonプラットフォームで12インチ低価格ノートPCの構想があったようで、どちらかというとIntelはこの考えには後発でした。
それにAMDはAtomのような超低消費電力CPUを持っていないですし、明確に住み分けができたほうが販売の面ではありがたいでしょう。
対するIntelはちょっと無理やりにCULVプラットフォームを作り出した感があるので、コスト的にはAMDよりもこのジャンルに関しては旨みがないのではないかと思います。
そんなわけで、これから面白くなるのは10インチクラスのネットブックではなく、12インチクラスのモバイルノートだと思います。
AMDはかなり考えた上でこのYukonプラットフォームを出したようですし、IntelもCULVというプラットフォームで慌てて対抗してきたことからもこのジャンルのポテンシャルが伺えます。
現時点でこのYukonプラットフォームを採用しているのはHPだけですが、ネットブックも始まりはASUS一社だけでした。
来年の今頃に12インチ低価格モバイルがどれくらいに増えているか・・・楽しみです。
今までStarter Editionというと新興国向けの廉価版という位置づけでしたが、Windows7ではStarter Editionはネットブック向けという位置づけになるそうです。
しかし今までの情報では、このStarter Editionはなんと3つまでしかアプリが起動できないとのこと。たしかにStarter Editionはそういう縛りがありましたが、もはやネットブックは新興国向けとは言えないくらいに巨大なジャンルになってます。そんなネットブック用Starter Editionだけに、こういう縛りがあるとネットブックそのものの売り上げにかなり影響があるんじゃないかと不安に思っていましたが、撤廃になったようでちょっと安心しました。
この「起動アプリ数縛り」の他にも、SSD/HDD容量、CPU速度などの縛りもかなり緩和されます。
しかし1つだけ逆に縛りがきつくなったものがあります。それはディスプレイサイズです。
今まで12インチまでOKだったものが、10インチに格下げされてます。
この部分を読んだとき、なぜMSはディスプレイサイズを規制したのか分かりませんでした。
今までのディスプレイサイズ縛りは12インチでしたし、ディスプレイサイズが大きい分には問題ないと思っていました。
しかし他のニュースサイトを見ていたときに、その謎が解けました。それはIntelとAMDが考えている12インチクラスのノートパソコン構想です。
IntelはCULV(Consumer Ultra Low Voltage)、AMDはYukonというプラットフォームで、12インチクラスの低価格モバイルノートを考えています。おそらく、このクラスのノートPCの市場を拡大するために、ネットブックとは明確な差別化を図る必要があったのだと思います。
ついでに言うなら、このStarter Editionのディスプレイサイズ縛りによるいい影響を受けているのはAMDじゃないかと思います。
AMDはもともとYukonプラットフォームで12インチ低価格ノートPCの構想があったようで、どちらかというとIntelはこの考えには後発でした。
それにAMDはAtomのような超低消費電力CPUを持っていないですし、明確に住み分けができたほうが販売の面ではありがたいでしょう。
対するIntelはちょっと無理やりにCULVプラットフォームを作り出した感があるので、コスト的にはAMDよりもこのジャンルに関しては旨みがないのではないかと思います。
そんなわけで、これから面白くなるのは10インチクラスのネットブックではなく、12インチクラスのモバイルノートだと思います。
AMDはかなり考えた上でこのYukonプラットフォームを出したようですし、IntelもCULVというプラットフォームで慌てて対抗してきたことからもこのジャンルのポテンシャルが伺えます。
現時点でこのYukonプラットフォームを採用しているのはHPだけですが、ネットブックも始まりはASUS一社だけでした。
来年の今頃に12インチ低価格モバイルがどれくらいに増えているか・・・楽しみです。
最近になって色々なニュースサイトとかのRSSを受信するようにして、ニュースとかコラムとかから情報を収集してます。
そんななかで、けっこう面白いコラムを見つけました。
岸博幸の「メディア業界」改造計画
この岸博幸さんは現在慶応大学で助教授をされている方で、その経歴はなかなかすごいですが、それ以上にコラムの中身もすごいです。
『「メディア業界」改造計画』というタイトルどおり、メディア業界の今後についてや問題点などを挙げる内容なのですが、これがかなり過激。
最新のコラムでも「日本のネット上の情報はゴミ」など、かなりバッサリ切ってます。
しかし読んでいくうちに、これってポーズとしてやっていることなのではないかと思い始めました。
なんというか、議論を呼ぶためにわざと表現を過激にしているというか・・・いわゆる「釣り」ってやつですね。
コラムの目的として、ただ主張するだけではなくて議論を呼ぶことが目的だというような、そんな感じがします。
コラムの内容そのものはそれなりに的を得ていて、読み物としても面白いです。
当ブログではこれからも岸先生の主張を追いかけていこうと思います。
そんななかで、けっこう面白いコラムを見つけました。
岸博幸の「メディア業界」改造計画
この岸博幸さんは現在慶応大学で助教授をされている方で、その経歴はなかなかすごいですが、それ以上にコラムの中身もすごいです。
『「メディア業界」改造計画』というタイトルどおり、メディア業界の今後についてや問題点などを挙げる内容なのですが、これがかなり過激。
最新のコラムでも「日本のネット上の情報はゴミ」など、かなりバッサリ切ってます。
しかし読んでいくうちに、これってポーズとしてやっていることなのではないかと思い始めました。
なんというか、議論を呼ぶためにわざと表現を過激にしているというか・・・いわゆる「釣り」ってやつですね。
コラムの目的として、ただ主張するだけではなくて議論を呼ぶことが目的だというような、そんな感じがします。
コラムの内容そのものはそれなりに的を得ていて、読み物としても面白いです。
当ブログではこれからも岸先生の主張を追いかけていこうと思います。