忍者ブログ
PCパーツジャンキーの日記 たまにエンコード、自作PC
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日はIntelのCULVプラットフォームについてです。
なんか最近、新型プラットフォームについてのお勉強会みたいな感じになってますな・・・(笑)

CULV (Consumer Ultra Low Voltage)はIntelが12インチクラスの「ウルトラポータブル」向けに開発したプラットフォームで、低消費電力かつ高性能という特徴から10万円以下のノートPCを発売できるそうです。

では具体的なプラットフォームの構成を見てみましょう。

CPU Core2 Duo/Celeron
チップセット G 4 シリーズ
GPU GMA4500

特徴はGPUにGMA4500を採用したことによる動画再生支援機能ですね。前回書いたYukonプラットフォームはやはり動画再生支援機能はオプションのようです。
対するIntelは「CULVプラットフォーム」と書けば、自動的にHD動画再生支援機能がONになるというわけです。

これはIntelのCentrinoブランドの戦略でもそうですが、「XX入ってます」と言えばその機能の付加を保障するというのはユーザーにとってはありがたい方式です。
AMDはこういう部分でちょっと出遅れてるかなと感じます。

チップセットはGS45の他に廉価版のGS40も用意するとのこと。
ただしチップセット側のコストダウンはしても、CPU側のコストダウン策はなにかあるのでしょうか? 記事中ではULV版Celeronをコストダウンして提供するそうですが・・・。

実際に発売されるAspire TimelineはCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)を採用してます。
また、チップセットも廉価版ではなく標準のGS45です。それでも価格は89800円ですが。

これがCeleron+GS40になったらもっとコストダウンが可能なんだとは思いますが、そうするとネットブックと競合するためあまりIntel側が好まないのではないかと邪推してます。

総合的に考えると、YukonプラットフォームよりもCULVプラットフォームのほうが性能は高いようです。
しかし価格的にはネットブックまでカバーできるコストのYukonに対しては若干高めになってしまうということですね。
それぞれ得手不得手がありますが、GPUをオプションでチェンジできるYukonのほうが価格/性能に対して柔軟に対応できるためアドバンテージがあるように思います。

あとはそれぞれのプラットフォームを利用したPCが出てくるのを待つだけですね。
Yukonを採用したdv2は販売中、CULVを採用したTimeline AS3810T-H22は6月5日発売です。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
プロフィール
HN:
やお(東国丸)
性別:
男性
職業:
PCジャンキー
自己紹介:
毎日がPCジャンク。
そしてたまにエンコード。
カウンター


にほんブログ村 PC家電ブログ 自作PCへ
Amazon
twitter
ブログ内検索
バーコード
忍者ブログ [PR]